2011年12月06日

隠れ身の掟

以前、隠れ身のルール集 http://kotednd.seesaa.net/article/140069954.html を掲載しましたが、ルールズ・コンペンディウム発売に伴って以前不明だった点が明らかになり、より詳細なものが出来ました。

元ネタはここ
http://community.wizards.com/go/thread/view/75882/25474357/The_Rules_Of_Hidden_Club:__Targeting_things_you_cant_see_in_DD.


「君が見ることができないものと、君が見つけるものができないもの」
君が見ることができないものを知ること、そして君がターゲットにすることができないものを知ること、さらに君が「そのマスに居る透明の敵を狙うぜ」と言ったり「彼がどこにいるのか分からないので、当てずっぽうで行くぜ」となったりすることは、D&Dにおいては非常に重要である。このミニ・ガイドの目的は、隠れ身と透明のルールやその関係を明らかにすることだ。



■「基本ルール、君が最初に知っておくべきこと」
【1】 基本的には、すべての者が全員がいつどこにいるかを知っている。
難しくはない、すべての者がすべての場所をいつでも。例外は…
【2】 ひとつだけ【1】の例外があり、それは隠れ身である。
「隠れ身」状態は、隠密判定を行うことによってのみ達成でき、これが為一の例外となる。
君が「隠れ身」状態でない場合は、すべての者が現在君がどこに居るかを知っている。君が「隠れ身」状態の場合は、君が隠れている相手は君の現在の場所を推測しなくてはならない。
このことは以下の文章でも繰り返す。何故ならばこれは最も重要なことですべての事に影響するからである。
このドキュメントでは「隠れ身」を特別なゲーム用語として扱う。(ルールブックではそのような記述は無いが)。実際には、ルールブックでも隠れ身を状態の一種として定義してあったほうがよいと思うが、今のところ〈隠密〉技能の欄に記述されているだけである。


■遮蔽の基本についてカバーしておこう(訳注:Cover=遮蔽というダジャレ)
「視認困難」:部分的な視線が欠けててる、クラス特徴、地形効果、マジックアイテムなどによってもたらされる。 透明状態ではなく、視認される。 視認困難によって隠れ身状態を維持することはできるが、隠れ身状態になることはできない。

「完全視認困難」:君を視認することはできない。しかし、完全視認困難であっても隠れ身状態でなければ位置を知られてしまう。隠れ身になることはできるが、自動的にそうなるわけではない。

「透明」:君は完全視認困難を得る。単に透明である、というそのままの意味である。しかしそれ以上ではなく、透明だからといって隠れ身状態ではない。

「隠れ身」:君の位置を知られないという状態である。君が隠れ身状態の場合、敵は君の位置を推測しなくてはならない。もし君が隠れ身でなければ、敵は君の位置をいつでも知ることができる。

再掲: たとえ彼らが君を視認出来なかったとしても、「もし君が隠れ身でなければ、すべての敵が君が現在どこにいるかを知っている。」 何らかの方法で隠れ身にならない限り、隠れ身とはならない。


■隠れ身になるために
隠れ身になるには方法は何か? 君は何らかの移動アクションや、その他のアクションで移動を含むもの(これはフリーアクションであっても良い)を行った後に〈隠密〉判定を行う。
この「移動」についてはPHB3で定義されている。大雑把にいうと、あるマスから別のマスへ移るようなことである。強制移動の後には〈隠密〉判定を行うことはできない。これは君のアクションでは無いからである。一方、フリーアクションでの移動の際には〈隠密〉判定を行う事ができる。

君は以下の3つの条件を満たす必要がある。
(1) 君は視認されていてはいけない。すなわち移動の終了時点で、完全視認困難または良好な遮蔽を得ている。
(2) 君の〈隠密〉判定値が隠れたい相手のどの受動知覚よりも高い値でなければならない。
(3)君はアクションの開始時点で隠れ身状態で、そのアクション中に隠れ身を失って最終的に隠れ身になるということはない。別の言い方で言うと、隠れ身を失ったのと同じアクションの中で再度隠れることは出来ない。

また、隠れ身になった時点で判定値を記録しておくことが重要だ。

Q: 隠れ身になったとして、そうするとどうなるの?
A: 君を攻撃したい者は、君のいるマスを推測して攻撃する必要がある。 移動の終了時点で隠れ身になることに注意せよ。すべての者は、隠れ身になる前に君がどこにいたかを知っている。これは、隠れ身になった直後にどこにいるかがバレているという意味である。もし君が隠れ身になった場所から移動しなかったら、敵は論理的には君の位置を推測できるだろう。もし、君が隠れ身になった場所からずっと移動しないままであれば、それほど多くの攻撃を避ける事はできないことになる。

Q: 隠れ身になったら、誰からも隠れ身ってことでOK?
A: 違う。 ルール的には隠れ身は敵にのみ適用されるので、君の味方は常に君がどこに居るかを知っている(君が特別に彼等からも隠れるようなことをしない限り)。同様に、隠れ身は要求条件に合致した相手にのみ適用される。もし君が1体の敵に対してのみ完全視認困難を得たら、君はその敵からのみ隠れ身になることができ、それ以外の敵からは隠れることはできない。

Q: 隠れ身になったら、もう絶対安全ってことでOK?
A: 違う。君が隠れ身状態であっても、隠れ身クラブのルールに従わなければならない。隠れ身クラブには、絶対遵守のルールがあり、ルール違反をすると追い出される。


■隠れ身クラブのルール 「隠れ身を失うとき」
☆ルール1: 視界の外にいろ。
もし、どの瞬間でも、君が敵に対しての遮蔽または視認困難を失った場合、君はその敵に対する隠れ身を失う。 これは、君のターンであっても敵のターンであっても同様である。遮蔽なし・視認困難なし=隠れ身クラブからの追放と心得よ。 もちろん、これは真の意味での遮蔽でなければならず、「君の味方の後ろにいるので遠隔攻撃に対してだけは遮蔽扱いになる」などでは条件は満たされない。


☆ルール2: 静かにしろ。
ささやきよりも大きい声を出したり、それと同程度のやりとりをした場合、君は隠れ身クラブから排除されてしまう。


☆ルール3: 動きまわるな。
もし君が2マス以下しか動かなければ、隠れ身を失う心配はない。もし2マスよりもたくさん移動した場合は、君はペナルティつきで〈隠密〉判定を再度ふる必要がある。そして、その値が前よりも良くなっても悪くなっても、そうするたびに君は古い〈隠密〉値を新しい値で置き換える必要がある。


☆ルール4: 攻撃するな。
もし君が攻撃したら、君の隠れ身は即座に終了する。


☆ルール5: 敵に見つかるな。
敵に見つかるな。 敵はマイナーアクションを使用して〈知覚〉判定を行い、君の〈隠密〉値(もちろん記録しているよな?)より大きい値を出せば君は隠れ身を失う。 同様に、いずれかの敵が君が隠れている場所へ移動した場合、自動的に発見されてしまう。


☆最後のルール: 隠れ身を失った時、隠れ身による利益は、そのアクションの最後までは継続する。
したがって、開けた場所に移動することで隠れ身を失ってしまう代わりに、そのアクションの終了時までは隠れ身のままであり続ける。隠れ身を失ったそのアクションが、例えばデフト・ストライクのような移動と攻撃を同じアクションに含んでいるものであれば、アクションの移動部分で隠れ身を失ったとしても攻撃部分でも隠れ身でいることができる。同様に、もし君が攻撃を行った後に移動できるパワーがあれば、攻撃を行ったことで隠れ身を失ったとしても、その後の移動部分でも一連のアクションが終わるまでは隠れ身の恩恵を受ける。


■ルールではっきりと決まっていないためDMに決めて貰う必要がある点
Q: もしモンスターがジョーから隠れ身を得て、私からは得ていない場合、私はジョーに敵がいるマスを教えてもいいですか?

A: 良い。しかし、「マスを教える」という概念はゲーム中で定義されていないので、DMによっては正確にどのマスかを教えるのが難しいと考える人もいる。 もちろん、単に「君は敵がどこにいる家を知っている。話すことはフリーアクションで可能。君の味方に場所を話したければ、もちろん可能」と裁定するDMもいる。

きみのDMはどちらか? それはDMに聞くしかない。

A': 上記の点について、ルールズ・コンペンディウム150ページに新しいルールが記述された。現在ではマスを指定して、他の人に君の気づいているクリーチャーを教えることができる。
ただしその場合であっても、そのクリーチャーが隠れ身を失うわけではなく、気づかれるわけでもない。 しかし、君は味方のいうことを信じて正しいマスを「推測」することに自動的に成功することはできる。
したがって、PC間で情報交換をフリーアクションで行うことができるかぎり、誰かが隠れ身を打ち破れば、すべてのPCが目標のいるマスがわかる。


Q: もし、あるパワーが「隠れ身のために〈隠密〉判定を行なって良い」と書いてある場合、通常隠れ身に必要な完全視認困難や良好な遮蔽なしでも隠れ身になることはできますか?

A: 当初はこれについては不透明であり、隠れ身になれる・なれないの両方の解釈があったため、DMが決定しなくてはならなかった。
しかし、武勇の書2のFAQによってこの問題は解決した。
君はすべての通常の隠れ身に必要な要求条件を満たしている必要がある。
例外は、そのパワーが特に通常の要求条件を必要としていないと明記している場合である。


Q: もし、相手が非常に遠くにいた場合、どうなりますか?
A: その場合は知覚判定に状況ペナルティが入る。DMGを参照。


Q: 次の遭遇の敵についてはどうなりますか? 彼等のことはわかりますか? 彼等は私のことをわかりますか?
A: いいえ。 彼等は未だ存在していない。 隠れ身のルールは現在の遭遇にいるクリーチャーにしか適用されない。


Q: だって俺、透明じゃん! 敵は俺のこと見えないんだよ? 俺のいる場所がわかるわけ無いじゃん?
A: 君は確かに透明だが、音をたてたり、匂いがしたり、生体反応があったりするわけだ、君が隠れ身状態でなかった場合はね。 だから、君が隠れ身になるような作業を怠っていれば、敵は君のいる場所を正確にわかってしまうのだ。


Q: でもさ、俺は透明で、奴らは盲目で、さらに30マスも離れていて、俺は風下にいて、俺の隣には轟音を立てている滝があるんだぜ? 奴らに俺のいる場所がわかるはずない!
A: いや、君が隠れ身状態でなければダメだね。 しかし、私ならばそのような場合は判定値に+30の状況ボーナスを与えるだろうね。次の移動の時に0マス移動して隠密判定を行えばいいと思うよ。


Q: えっ、0マス移動して隠れ身になるのってできるの?
A: できる。移動アクションを使わなければいけないが。その他にも、起き上がるなどの任意の移動アクションや、君を移動させるような任意のアクションでも OK だ。


Q: ちょっと、隠れ身状態を維持するの難易度高すぎじゃね?
A: ある意味、その通りだ。 しかし、これは意図的にこうなっているのだ。 隠れ身になると言うことは単に戦術的優位を得るためだけではなく、仮想的に無敵ということになる。君が隠れ身で、君が最後に位置を知られた場所から移動したならば、君はほとんど完全に攻撃されることはなく、ほとんどの君を対象とする攻撃はサイコロを振るまでもなく失敗するだろう。
これは非常に、非常に強力である。そうであるからこそ、隠れ身になることは難しいのである。もし君が単に戦術的優位を得るためだけで隠れ身になりたいのであれば、それは比較的容易となる。しかし、その場合は攻撃に対して無敵となるようなことはできない。
posted by こてろう at 01:52| Comment(0) | ルール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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