2011年10月19日

待機アクションのFAQ 改

2010年07月17日に待機アクションのFAQというのを書きましたが、
http://kotednd.seesaa.net/article/156608289.html
ルールズ・コンペンディウムの発売に伴って改訂されたので、
修正版を載せます。

大きな変更点としてはPHBではトリガーにすることができるのが「アクション」であったのが、
ルールズ・コンペンディウムでは「周囲の状況」に変わったことです。


元ネタは以下のところ。
http://community.wizards.com/go/thread/view/75882/19686206/Ready_an_Action_FAQ




■なぜこのFAQを作ることにしたのか?
待機アクションに関する質問が非常に多いため。
そして、その多くの質問が待機アクションに関する誤解から来ている。
FAQがあると便利なのではないかと思った。


■待機アクションのルールはどこに書いてあるの?
PHB p.286「アクションの待機」 のところに書いてある。
p.270に書いてある「即応アクション」も読んだほうが良い。
現在のところ、これらのルールにはアップデートは入っていない。


英語版ルールズ・コンペンディウムのp.247に書いてある。
ダンジョンマスターズ・ガイド、ヒーロー・オヴ・ザ・フォールンキングダム、ヒーロー・オヴ・ザ・フォールンレジェンドにも書いてあると思われる。
p.195に書いてある「即応アクション」も読んだほうが良い。
待機アクションに関するルールは、ルールズ・コンペンディウムで若干の改訂が加わっており、
改訂版のルールを使用したほうが好ましい。


■実際のところどんな感じになるのか?
君のターン中に、君は標準アクションを使って、待機アクションを行うことができる。
その際に、目標、トリガーするアクション 周囲の状況、待機するアクションを選択する。
もしトリガーする状況が発生したら、そして待機するアクションが正しく実行可能な状態であれば、即応・対応割込アクションとして待機するアクションを行うことができる。
そして、イニシアチブ順をそのトリガーを引き起こしたクリーチャーの直前に変更する。

■トリガーが発生しなかったらどうなるのか?
君は標準アクションを無駄にし、イニシアチブ順は変更されない。
これは待機アクションのリスクのひとつである。


■待機アクションと単にターンを遅延させることに違いはあるのか?
遅延させることは、ターン全体を後のラウンドで行うことになる。
待機アクションは特定の一つのアクションを後に起こすことができる。
どちらも、イニシアチブ順は後に遅らせることになる。


■その時点では出来ないようなアクションを待機することは出来る?
たとえば、動けない状態のときに待機アクション「移動」をするとか。

「待機アクション」の説明にはその時点で出来ないことを待機してはいけないとは書いていない。単に、正しいトリガーと目標を選択するように気をつける必要があるだけだ。

この点に関して疑問に感じる人がいるかも知れない。
キャラクターは待機アクションを取るために一定のリスクを負うべきだ、と。
しかしながら、待機アクションがトリガーされたとき、戦場の状況は待機アクションが実行不可能な状態に変わっている可能性があるのだ。
待機アクションは動けない状態のような状態異常から脱出するための保証された方法ではなく、せいぜいより妥当なチャンスを提供するだけである。


■アクション以外のトリガーを待機アクションのトリガーとして選択することは出来る? たとえば、「セービングスローを行ったら」とか「ターンの開始時」とか。
「待機アクション」の説明文には、トリガーするアクションを選ぶように記されている。したがって、トリガーは、自分か他のキャラクターの移動アクション、フリーアクション、即応アクション、標準アクション、マイナーアクションの結果発生するものでなくてはならない。
「セービングスローを行う」はアクションではない。
(ただし「誰かがあなたにセービングスローをさせたら」はアクションであり、トリガーにすることができる)
「ターンの開始」「ターンの終了」も同様にアクションではない。

しかしながら、このような制限はルールの意図通りなのかどうかについて議論が行われている。例えば、「ボートが船着場に接舷したら」や「移動する床が自分の近くにきたら」のようなアクションの直接的な結果ではないイベントに対して待機アクションを行うことが出来ない点が問題だ。さらに言えば、ルールには「クリーチャーのアクションまたはイベントに反応する」とも書いてある。おそらく、ここはDMの解釈と裁量が必要であろう。


「周囲の状況」というものを君のDMがどのように定義するかにかかっている。トリガーの対象は非常に広範囲なものになりうる。DMによってはその都度適正なトリガーかどうかを判断する場合もある。

この掲示板のコンセンサスは、「観測できるイベントによって待機アクションはトリガーされる」という事になっているようだ。
この解釈の場合、「ターンの開始」「ターンの終了」はダメであるが、「セーヴに成功したら(君のキャラクターがもはや炎に包まれていないことが目でみて確認できたら)」はOKということになる。
注意点として、通常、セービングスローはターンの終りに行われるため、その時点ではまだ君のターン中なので即応リアクションを行うことができない。(もちろん、君のターン以外で何かのパワーによってセービングスローを行う場合は別だ。)
結局のところ、何らかの効果の終了や状態の変化をトリガーにすることができるかどうかは、それが「観察できるかどうか」にかかっているため、DMの判断次第ということになる。


■待機アクションを自分自身のターン中に使うことは出来るのか?
いいえ。
待機アクションは即応アクションであるため、自分のターンには行うことはできない。


■一度に複数のアクションを待機することは出来るか?
もし、君が1回以上の標準アクションを消費するならば、できる。
しかしながら、即応アクションは1ターンに1回であることを忘れてはならない。
したがって、君は最高でも1回の待機アクションしか実行出来ず、その他の待機アクションは無駄になるのだ。


■戦闘外のアクションを待機することは出来るか?
ルール的には特に禁止されてはいない。
しかし、待機アクションは戦闘において発生する事象に非常に依存しているので、戦闘のみに使ったほうが都合が良い。


■複数のキャラクターやモンスターが同じトリガーに対して待機アクションを行ったら、どの順番に解決することになるのか?
同じトリガーに対する即応アクションの順番は、ルールでは定められていない。
したがって、DMが判断して順番を決定する必要がある。
オススメの方法としては、先に待機した順に解決する、イニシアチブボーナスの高い順に解決する、などがある。


■複数のトリガーが発生する場合、最初のトリガーを無視して次のトリガーを待っても良いか?
待機アクションのルールに厳密に従うならば、トリガーを無視した場合アクションは失われる。
しかし、これはかなり過酷な解釈である。
「プレイヤーは次の自分のターンの初めまで、好きなだけトリガーを無視しても良い」という運用にしておくほうがオススメだ。


■ [闘法] アクションを待機アクションにした場合どうなるの?
[闘法] アクションは、パワーの各パートのために異なるアクションを必要とするため、それぞれのパートごとにアクションを待機する必要がある。
移動アクションと標準アクションを必要とする攻撃を待機したい場合は、何らかの方法で二つの標準アクションを費やす必要ある。

(※追記 [闘法] アクションとは、移動と攻撃が一体となったパワー分類で、モンクなどが持っている)


■待機アクションをフリーアクションの取り消しでトリガーすることは出来ますか?
つまり、待機アクションは自分のターン以外ならばいつでもフリーアクションとして取り消せるので、それをトリガーとすれば好きなときに待機アクションが発動できるということになるのでは!?

あーあ。(ため息)
理論上、それは正しい。
しかし、それについてはDMに決めてもらうのがよいだろう。
posted by こてろう at 01:47| Comment(0) | ルール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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