2010年10月14日

シャーマンと精霊についてのルール集[2010年10月版]

シャーマンのわかりにくいルールのまとめがあったので訳しておきます。
2010年10月の改訂をうけてちょっとだけ改定されました。

■記号
SC シャーマンの精霊
PHB プレイヤーズハンドブック
PHB2 プレイヤーズハンドブック2
ページは英語版ルールのページ数を表す。

元ネタ
http://community.wizards.com/go/thread/view/75882/22949629/Shaman_Spirit_Companion_FAQ

※注意:このFAQは、2010年10月時点でのルールであり、アップデートによって改訂される場合があります。
■Q1 創造(Conjuration)のルールはどこに書いてありますか?
PHB2のp.120にSCのルールがあります。
PHB2のp.219-220にはPHBに書いてある創造のルールの修正版が載っています。

■Q2 [精霊]キーワードは何を意味していますか?
PHB2のp.220によれば
・[精霊]キーワードを持つパワーを使用する際には、君の精霊の相棒が創造されていなければなりません。
・[精霊]キーワードを持つパワーは、君の精霊の相棒の居るマスをそのパワーの起点マスとします。
したがって、近接・精霊1とあればそれは、君が自分の精霊の相棒に隣接したクリーチャー1体を目標にできると言うことを意味しています。

■Q3 SCはマスを占有しますか? 誰がそのマスを通過できますか?
・他の多くの創造物と異なり、マスを占有します。
・君と君の味方がそのマスを通過出来ますが、そのマス上でターンを終了することはできません。敵は通過できません。 (PHB2 p.120より)

■Q4 SCは機会攻撃を誘発しますか?
・いいえ、PHB2のFAQによれば機会攻撃を誘発しません。この理由は、機会攻撃を誘発するのはクリーチャーだけで、SCはクリーチャーではないからです。

■Q5 SCが機会攻撃を行うことができるのはいつですか?
・厳密にはSCが機会攻撃を行うことはありません。機会アクションとして攻撃を行うだけです。
SCはその攻撃を敵がシフトせずに移動した場合のみ行うことが出来ます。
強制移動では機会アクションは発生しないことに注意してください(PHB p.285)
ルールの改訂が行われたため、瞬間移動でも機会アクションは発生しません。
遠隔攻撃もSCの機会アクションを引き起こしません。

■Q6 SCの移動力はいくつですか?シフトはできますか?シャーマンが減速状態や動けない状態になった場合はどうでしょうか?移動困難地形は影響しますか?
・移動速度はシャーマンが移動アクションを行った場合の移動力と同じです。
 シフトは行えませんが、機会攻撃を受けることがないので大きな問題はありません。
 シャーマンが減速状態になった場合、移動力が2になるため、SCも2マスしか動けません。
 動けない状態の場合、シャーマンは移動アクションを失ったわけではなく移動力も変わっていないので、SCは通常の速度で移動できる。(ここはDMに確認した方が良い)
PHB2 p.220 によれば、移動困難地形は創造物には影響しない。

■Q7 SCは押しやられたり、引き寄せられたり、横滑りさせられたり、減速状態、幻惑状態、朦朧状態、盲目状態、視聴覚喪失状態、石化状態になったり、継続ダメージを受けたりしますか?
・SCはダメージを受けるのみで状態異常になりません。また、シャーマンのみが移動させることができます。
(10+レベルの半分)のダメージを受けた時点で消滅し、シャーマンは (5+レベルの半分)ダメージを受けます。

■Q8 SCは味方ですか?
・いいえ。 創造物は味方ではありません。
ただし、いくつかのパワーや特技によってSCが味方であるかのように挟撃や遮蔽を提供させることはあります。

■Q9 シャーマンが敵に対して戦術的優位がある場合、+2ボーナスはSCに対しても適用されますか?
・適用されます。たとえば、もしシャーマンが敵を挟撃していれば、SCもその敵への攻撃ロールに+2のボーナスを得ます。
これは召喚物による攻撃でも同様です。
PHB p.279-285 を読むと、「戦術優位を得ているとき君は君の攻撃ロールに+2ボーナスを得る」と書いてあるのが根拠です。

■Q10 もし、シャーマンが挟撃されていたり、私に対して別の理由で戦術的優位を得ている場合、SCに対しての攻撃に+2ボーナスは適用されますか。
・いいえ。戦術的優位のボーナスはその対象に対してのみ適用されます。
あなたの防御値自体が下がっているわけではなく、SCは別の対象であるからです。


■Q11.5(new) シャーマンが状態異常になったときに精霊はどうなりますか?
・盲目: SCには知覚能力はないので、シャーマンが盲目であれば敵を見ることができない。敵が隠密判定(対受動知覚-10)に成功すればどこにいるかわからない。わかったとしても攻撃ロールに-5のペナルティを受ける。
・幻惑: 通常通り作用する。1アクションしかできないが、移動アクションならばSCとシャーマンは両方動ける。《精霊召喚高速化》が重要である理由の一つである。
・動けない: シャーマンは移動できないが、移動アクションを行うことはできるので、SCは通常どおり移動できる。
・マークされた状態: 通常通り作用する。SCに攻撃させる場合でも、マークしたクリーチャー以外を攻撃するならば-2のペナルティを受ける。
・瀕死、石化、気絶: SCは消滅する。
・伏せ: SCの攻撃でも攻撃ロールに-2ペナルティ。シャーマンは近接攻撃に対して戦術優位を与えるが、SCは戦術優位を与えない。SCは隣接していない遠隔攻撃からの攻撃に対し防御に+2のボーナスを得る(シャーマンがそのボーナスを得るから)。DMによっては「いくらなんでもそれはない」と異なる裁定をするかもしれない。
・拘束: 「動けない」と同じだが、攻撃ロールは-2ペナルティ。
・減速: SCの移動力も2になる。
・朦朧: SCには特に影響は無いが、移動も攻撃もできない。
・弱体化: SCの攻撃も半減。


■Q11 同時に呼び出すことのできるSCは何体ですか?
・1体です。(ただし、同時に2体目を呼び出すことができるパワーを持っていれば別) 。 ※(new)このことは2010年10月のアップデートで確定しました。

■Q12 SCを一旦消滅させて、同じラウンドに別の場所に呼び出し直すことは出来ますか?
・出来ます。通常の場合2マイナー・アクションが必要です。
2010年3月のエラッタで、SCの消滅と再召喚は同時のアクションで行えることができるようになりました。
(new) 2010年10月のエラッタで、再びSCの消滅と召喚は別々のマイナーアクションが必要になりました。


■Q13 《相棒招請高速化》Sudden Call(原始の書) と 《神出鬼没の精霊》Nimble Spirit (PHB2) の違いは何ですか?
・かつては全く同じ内容でしたが、2010年5月のエラッタで 《相棒招請高速化》 は1遭遇に1回しか使えないように修正されました。
したがって、伝説級に上がった場合は 《神出鬼没の精霊》 に再訓練するのがおすすめです。
PHB p.267 のフリー・アクションについての記述を確認してください。

■Q14 シャーマンを召喚できるタイミングはいつですか?
・シャーマンのターン中だけです。
《相棒招請高速化》や《神出鬼没の精霊》特技を持っていなければマイナーアクションが必要で、
持っていても自分のターンのみと明記されているからです。
待機アクションで精霊を召喚することは可能ですが、その場合でもシャーマンのターンの行動であることになります。

■Q15 SCは飛行可能ですか?
・飛べません。しかし、浮遊することは出来ます。固い地面がなくても大丈夫です。
ただし、現時点では「飛べない」と明記されているルールはなく、カスタマーサービスも返答していません。


■Q16 SCは維持されたままどこまで遠くに行くことが出来ますか?
・近接爆発パワーと射程に関しては議論があり、オフィシャルFAQ待ちです。
PHB2 p.220によれば、シャーマンのターン中に望むだけ遠くに移動させることができるが、射程内に最低1マスはふくまれていなければ消滅します。
しかし、PHB p.270 によれば近接範囲攻撃には射程は定義されておらず、効果範囲のみが存在します。
PHB p.56 によれば、パワーのアクションタイプと同じ行に攻撃タイプと射程が書いてあるとされています。
したがって、シャーマンの「コール・スピリット・コンパニオン」の近接範囲・爆発20を射程20であるとみなすのが妥当かもしれません。

結局、距離20までであるか、無限に遠くにいけるとするかに関してはDMに決めてもらうべきです。
ただし、どちらの場合でもターンの終了時にシャーマンからSCへの効果線が通っていないと消滅してしまいます(PHB2 p.220より)

■Q17 SCを使用する場合、視線や効果線は通っている必要がありますか?
・通常、召喚物はパワーを使用するために視線や効果線が必要です。
しかし、SCは召喚とは異なりSC自体から視線や効果線を引きます。 (PHB2 p.220)

■Q18 SCは遠隔範囲攻撃や近接範囲攻撃、区域からダメージを受けますか?
・いいえ、PHB2のp.120によれば、SCは近接攻撃と遠隔攻撃のみによってダメージを与えられます。
そして、1回に何ダメージを与えられたかのみを心配すれば十分です。

■Q19 SCは挟撃できますか?
・通常は挟撃できません。
いくつかのパワー(ストーカーズ・ストライクなど)を用いれば挟撃することが出来ます。

■Q20 SCは挟撃されますか?
・いいえ。PHB p.57 によれば挟撃されるのはクリーチャーのみであり、SCはクリーチャーではないためです。

■Q21 もし、「ヒーリング・スピリット」のパワーを私の熊に隣接している2人の味方に対して使用した際、2人ともがクラス特徴:「精霊の恵み」によって【耐久力】修正値ぶんだけ追加で回復しますか?
・DMが決めてください。 WotC は現時点ではFAQを出していません。 カスタマー・サービスによれば2人とも追加で回復するそうです。

■Q22 《生気みなぎる精霊》Vigirous Spirit (原始の書) 特技をもっている場合、精霊に隣接している2人の味方に対してヒーリング・スピリットを使用した場合、両方ともが【判断力】修正値に等しいHPを追加で回復しますか?
・いいえ、この特技は「目標は追加で回復する」と書いてあり、ヒーリング・スピリットは1つしか目標を持たないためです。(使用者または爆発の範囲内の味方1人)。追加の nd6 を回復する第2キャラクターは「目標」ではないことに注意。

■Q23 SCは技能チェックを行うことができますか? たとえば、隠密で移動したり、知覚で何かに気づいたりです。
・DMが決めてください。
ルールに厳密に従うならば技能を使用することは出来ません。SCは能力値を持たないためです。
ルールの意図を考えるならば、隠密や知覚は精霊を通じてシャーマンが行うということにしたほうがリーズナブルかもしれません。

■Q24 熊の精霊をジャイアントの精霊とかその他のものに演出してもいいですか?
・演出は好きなようにしても問題ありません。

posted by こてろう at 23:08| Comment(0) | ルール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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